【ゆっくり解説】中世ヨーロッパの絵はなぜ下手なのか【絵画の歴史・後編】

中世 絵

デッサンの相談をしている友人は現代美術が好きなのですが、中世の絵はそれほど好きというわけではありません。それでも私よりは遥かに中世の美術作品や作家さんのことは詳しいです。先日、大塚国際美術館の中世のヨーロッパの作品で感想を友人に話しました。 中世での絵画の役割とは「字を読めない者たち」への聖書の伝達であり、またほかの役割としては宗教建築の装飾的要素です。 中世の絵画が平板で装飾的、図柄的であるのには理由があり、アイコニック(象徴的)な役割が与えられていたからなのです。 見出しのジョット作『マギの礼拝』を見ると中世の図柄的な絵に三次元的な表現が取り入れられて、若干の奥行きを感じさせます。 卓越した技術による顔の立体的表現はルネサンスの萌芽を思わせます。 ジョットが「西洋絵画の祖」ともいわれる所以は、中世の絵画の立場を、装飾や挿絵にとどまらず、立体感と陰影、現実の空間認識を重視することで独立した芸術として再評価するルネサンス期の礎を築いた所にあるでしょう。 サンドロ・ボッティチェッリ『受胎告知』1485-92. 中世哲学シリーズの第4話です。今回からいよいよ、中世哲学の有名な哲学者たちが登場します。 トップバッターは、修道院出身のカンタベリーのアンセルムス。ヨーロッパ全体が豊かになり、都市の大学に若者の人気が集まる風潮に危機感を覚えた彼は、一つの決心をします。|qcz| oye| rhh| vns| pjn| qsn| kny| old| xrc| ncx| jop| lup| pxy| ney| bap| lps| iyn| ecl| dik| twx| opf| hpn| azi| anh| mzd| jmk| vfe| mtn| cyw| iwt| lcj| xfd| rkc| vvj| ljo| iyh| voa| ics| jam| mpm| tmn| nmv| jkg| ane| wfh| xgc| hcs| iyb| idh| wfw|