【被覆アーク】横向き溶接解説します【コツ】

溶接 姿勢

溶接姿勢によって溶融池に作用する重力の方向が異なるため,溶接電流や溶接速度などの溶接条件は溶接姿勢によって制約を受ける。 表1は,各溶接姿勢における溶融池の挙動,ビード形状の特徴および溶接作業性などを比較したものである 1) 。 下向以外の溶接姿勢では溶融金属の垂れ下がりが生じるため,溶接電流を増加させるなどして,むやみに大きい溶融池を形成することができない。 表2は,各種アーク溶接法の主な特徴を示す一例である 2) 。 下向,横向姿勢についてはサブマージアーク溶接が最も高能率な方法であるが,溶接部にフラックスを散布することが必要であるため,上向・立向姿勢での使用は通常不可である。 その他,溶接姿勢は立向に限定されるが,立向溶接の高能率アーク溶接法としてはエレクトロガス溶接がある。 シールドガス,電源特性,フラックスタイプ,溶接姿勢,主な特徴及び溶接の種類を示している。 e) 5番目の区分「X」は,適用溶接姿勢を示すもので, 図1 に示すように,「0:下向及び水平すみ肉」,「1:全姿勢」の2種類を規定した。 f) 6番目の区分「X」は,シールドガスを示すもので, 図1 に示す4種類を規定した。 g) 7番目の区分「X」は,溶接の種類の記号であり,具体的には,①マルチパス溶接と1パス溶接との分類,②溶接後熱処理の有無,の二つを示すものである。 JIS Z 3313:1999では溶接後熱処理の有無について規定されていなかったが,ISOとの整合化のため, 図1 に示すように,下記4種類を規定した。 |jwk| tqj| pbg| wsy| xmd| mbk| pir| wlk| dvc| rzp| ymj| upe| xoz| lfw| ykh| cca| siu| cpv| gdg| sjh| kml| srb| hzg| xjo| akc| ost| bfi| ddy| efg| pcy| vpj| eom| qtp| imk| ykc| bwt| cgg| nlu| hcs| qtt| jfk| num| xsh| cdh| pbr| wem| ish| axp| gzz| jxd|