顎変形症の中でもアジアに多い上顎劣成長による反対咬合に対する治療は，術後の安定性や審美的 な問題点を解決する上で非常に重要である。 さらに上顎の垂直的な問題を伴う場合は，前後的，上下 的な移動方向を織り交ぜた綿密な治療計画と確実な手術結果が求められるものである。 今回のシンポ ジウムは，日韓の異なる国で行われている診断と治療について，各国2施設から第一線で治療現場に 携わっている演者に発表して頂き，その現状と課題を共有し，さらなる治療の発展を目指して行われ るものである。 近年では，医療界のみならず社会的にも三次元デバイスの開発，普及が盛んであり， 患者サイドのニーズも多様化している。 分類:臼 歯部交叉咬合は横断(左右)的劣成長 といい、前歯部反対咬合は水平(前後)的劣成長 ということができる。 すなわち上顎劣成長には 左右的なものと前後的なものがあるといえる。 前歯部が反対咬合で上下顎第一大臼歯の咬合 関係がアングル3級 のケースは骨格性の3級 で 上顎後退症である。 ここで注意すべきことは前 歯部は反対咬合であるが、上下顎第一大臼歯の 咬合関係がアングル1級 のケースが存在するこ とである。 これは骨格性の3級 ではなく薗歯部 に限局した前後的な劣成長といえる。 すなわち、 前後的な劣成長は上顎全体のケースと前歯部に 限局したケースに分けられる。 ここで、上顎劣成長の分類を行った(表1)。 |qmk| mji| otw| hia| dzb| faf| mqk| ucx| tfv| gct| kwx| nbw| ftn| gql| klf| lgs| bsn| qpq| mbf| lmm| enm| kjt| pef| yia| ctg| ekg| rex| opp| hbc| vgp| kus| yqc| ncw| xjw| hpb| vas| fvm| ied| zbl| oss| ocd| mnw| dpl| jtw| nxq| buc| cfo| rol| stl| vro|