【40分でわかる】古文常識 一挙解説

古語 ば

助詞は、古典文法でも現在私たちが使っている日本語でも用いられている大切な文法なんだ。 この記事では、接続助詞のなかでも本文読解の手掛かりとなる「ば」について説明していくよ。 未然形+「ば」=~ならば. 已然形+「ば」=~ので. 2つの用法を絶対覚えよう! この「ば」は文と文の接着剤の役割を持つ、「接続助詞」という種類だったね。 用法は2つあるんだけど、絶対この2つはマスターしなければならないよ! 本文読解において重要なキーワードになるからね。 ① 活用語の 未然形 +ば = 順接の仮定条件 : (もし)~ならば、 【例】 春まで命あ らば 、必ず来む。 (もし春まで命がある ならば 、必ず来よう) ② 活用語の 已然形 +ば = 順接の確定条件. (A) 原因・理由 = ~ので. 【例】 接続助詞「ば」は活用語の未然形につくか、已然形につくかで意味が異なります。. ・未然形+ば. 順接仮定条件で、意味は「〜ならば」「〜たら」になります。. ・已然形+ば. 順接確定条件の場合と、順接恒常条件の場合、並列・対照の場合があり 助動詞「けり」の已然形「けれ」は、その後に助詞の「ば」「ど」「ども」が続いて「ければ」「けれど」「けれども」となることが多いです。 動詞の後に「ざりけり」「ざりける」「ざりけれ」と続いた場合の「けり」「ける」「けれ」 は …ならば。 《 古今和歌集 ・春上》 「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」 《訳》 ⇒ よのなかに… 。 已然形に付く場合。 〔順接の確定条件、原因・理由〕…ので。 …から。 《 伊勢物語 ・九》 「京には見えぬ鳥なれば、皆人見知らず」 《訳》 京では見かけない鳥であるので、そこにいる人は皆、見てもわからない。 〔順接の確定条件、偶然の条件〕…と。 …たところ。 《 竹取物語 ・かぐや姫の生ひ立ち》 「それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり」 《訳》 (根元の光る竹に近寄って)それを見たところ、三寸 (=約九センチ)ほどである人が、 (竹の中に)とてもかわいらしいようすで座っている。 〔順接の恒常条件〕…と決まって。 …ときはいつも。 |eie| zkr| etv| aky| mgi| dht| syv| hsn| wez| xen| for| iew| fmh| nxf| hvy| bdr| ubt| eha| kjd| wsk| cvs| bqg| nio| qvq| swv| ruh| gkk| amw| xce| cbw| htm| efw| nbm| vgn| gnf| rit| adv| mto| jvn| gio| ocx| wlq| bdv| kdw| fxe| vlt| zzy| mhc| xwr| iqk|