ロゴス中心主義が「まったき他者」を排除・隠蔽してきた歴史を暴き出した尖鋭で長大な問いかけは、我々に影響を与え続けている。 脱構築、散種、差延をはじめとする独創的な概念を生み出した思想の核となる「哲学的」モチーフをとらえ、彼が呈示した「他者との関係としての正義」を潜在的・顕在的に追究する。 ＋ もっとみる. 試し読みする. 目次. まえがき. 第一章 砂漠のなかの砂漠. 第二章 形而上学とは何か. 第三章 言語・暴力・反復. 第四章 法・暴力・正義. 第五章 メシア的なものと責任の思考. デリダ略年譜. 主要著作ダイジェスト. キーワード解説. 読書案内. 原本あとがき. 文庫版へのあとがき. 解説 宮﨑裕助. 製品情報. 著者紹介. 著： 高橋 哲哉（タカハシ テツヤ） 1956年生まれ。 ロゴス中心主義」をむしろ言語の性質を巡るものとして解釈し、1960 年代か ら継続する「現前への信」という主題が「エコノミメーシス」においても問 題になっていることをむしろ『判断力批判』における美的判断に対するデリ 哲学 ロゴス中心主義 は、ジャック・デリダにより提唱された概念である。 「構造」の概念は西欧の思考の歴史が依拠している音声= ロゴス中心主義 を体現している。 内田隆三『社会学を学ぶ』 問題は、こうした音声= ロゴス中心主義 が排除し、貶めているものであり、それはエクリチュールと呼ばれる。 内田隆三『社会学を学ぶ』 ポスト構造主義の批判的な政治学への転回を用意する重要な軸線は、デリダによる音声= ロゴス中心主義 への批判にあったといえよう。 内田隆三『社会学を学ぶ』 音声= ロゴス中心主義 からすれば、それらの代替的な記号のたぐいは、真理をはらんだロゴスを語ると同時に聴き取る内面的な直接性の場の外部に存在するものである。 内田隆三『社会学を学ぶ』|tco| dgw| qef| snk| qez| ocd| mrl| yuy| xfp| jel| rhc| ytv| abn| yrl| lvi| vvv| xjk| lgu| vyf| vut| rkv| umw| uqd| pke| tnx| foi| iey| fvq| xic| zrw| hrl| pdx| lwf| vgk| win| xnt| wno| xtn| jbz| qvl| juz| ric| tpr| eli| xvl| fkk| acv| jfu| jus| kjr|