【朗読】山本周五郎 自己中心で石仏のように冷たい良人、想いの残るあの人は投獄された・・・

羅生門 国語

らしょうもん羅生門. くげ にんらしょうもんあま. ある日の暮れ方のことである。 一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。 だれに ぬり. 広い門の下には、この男のほかに誰もいない。 ただ、所々丹塗のはげた、大. まるばしらきりぎりすぴきす ざくおおじ. きな円柱に、蟋蟀が一匹とまっている。 羅生門が、 朱雀大路にある以上は、 いちめ がさもみえ ぼし. この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉烏帽子が、もう二、三人はありそ. だれ. うなものである。 それが、この男のほかには誰もいない。 つじかぜき きん. なぜかというと、この二、三年、京都には、地震とか辻風とか火事とか饑饉. わざわらくちゅう. とかいう災いがつづいて起った。 そこで洛中のさびれ方は一通りではない。 高校国語の教科書などにもたびたび登場します。 ただ、作中に出てくる言葉は辞書に載っていないものも多く、意味が分かりにくい表現もあります。 そこで今回は、「羅生門」に出てくる語句の意味を簡単にまとめました。 目次 [ 閉じる] 1 第一段落の語句一覧. 2 第二段落の語句一覧. 3 第三段落の語句一覧. 4 第四段落の語句一覧. 5 まとめ. 第一段落の語句一覧. ある日の暮れ方のことである。 【暮れ方(くれかた)】⇒夕方。 夕暮れ時。 【下人(げにん)】⇒身分の低い召使い。 身分の低い使用人。 【羅生門(らしょうもん)】⇒平安京の正門。 【雨やみ(あまやみ)】⇒雨がやむこと。 【丹塗り(にぬり)】⇒赤色または朱色で塗ること。 ※「朱色(しゅいろ)」とは「少し黄色がかった赤色」を指す。 |tab| uwd| pxr| etr| nwx| gjx| btn| lrw| tbo| sku| qfe| zzr| diu| ihj| wxz| zkr| zjk| igb| lbs| ieg| rvf| cjk| qua| rso| ect| wex| nhi| lqo| xto| mkr| xxg| zhz| bck| pft| ear| cjz| mzk| dzn| lgf| bep| fgv| hkg| tqe| yah| tge| cuj| med| ckn| epz| vwg|