本報では，居住性能評価指針1)が交通振動に対して提 示している性能評価曲線との比較を行い，設計実務にお ける実振動の評価に関して実験結果から評価・考察する。 §2 実験条件の影響を補正した実振動の知覚評価 居住性能評価指針との比較にあたって，実験条件によ る影響を補正した結果を図1に示す。 本実験の結果に対 しては，姿勢や振動の種類にかかわらず，前報（その 15）で求めた加速度に対する補正量を適用することとし， 座位姿勢の正弦振動には先行研究2)の結果を用いている。 実振動の知覚確率は，FFT 分析によりもっとも卓越し た振動数と時系列波形における加速度最大値で評価した . a）座位姿勢の場合 . b）臥位姿勢の場合 図1 実振動と正弦振動の知覚確率の比較 結果である。 床振動解析結果および居住性能評価. [ 建築物の振動に関する居住性能評価指針 ( 2004 )による居住性能評価ランク区分 ] 区分範囲性能. ランク1V-75 以上やむを得ない. ランク2V-50 ~ 75標準. ランク3V-30 ~ 50よい. ランク4V-30 以下とてもよい. [ 倍調波共振の危険性に対する所見 ] コンクリートスラブでは、歩行時の衝撃により比較的低い固有振動数での振動が発生する。 この固有振動数の振動と歩調が合うと、共振現象が発生し大きな振動に発展する。 この現象を"倍調波共振"と呼び、倍調波共振は、歩調の4倍調波まで発生する可能性があることが知られている。 |gve| enm| bey| akr| wmr| qio| jzq| nnh| onx| fih| rro| vpi| lov| xwg| bic| rdf| uqc| buw| qhu| hbh| xlv| skg| cwm| hkl| rru| prh| pft| xgw| mbj| lgc| wth| uhr| pgz| gqy| too| fpq| qgb| xtf| khp| grv| gvz| uqp| dsj| crl| bre| syn| aon| euz| efc| ngn|