#038【弁理士による制度紹介】特許査定後の分割出願

分割 出願 上申 書

特許庁に出願している特許出願を、後から2つ以上の出願に分割することを「特許出願の分割」と呼びます。 例えば1度に複数の発明に関する特許出願を行い、そのうちひとつが特許要件を満たさない場合でも、特許の分割を行うことによって、要件を満たす部分について先に特許権を得られるように進められる、というメリットがあります。 また、分割した出願をさらに分割することも可能です。 この時にもともと出願していた特許出願は「現出願(親出願)」、親出願を分割した特許出願は「分割出願(子出願)」、子出願をさらに分割した特許出願は「分割出願(孫出願)」と呼ばれます。 特許出願の分割には期日がある. 分割出願は下記の期日内で行う必要があります。 また、特許出願の分割は、その特許出願の出願人が行えます。 特許権を取得するためには、出願日から3年以内に出願審査請求書を提出する必要があります。 なお、上記期間経過後であっても、分割出願・変更出願・実用新案登録に基づく特許出願の場合には、新たな出願の日から30日以内に限り出願審査請求をすることができます。特許の分割出願のメリットとしては、主に次の3つが挙げられます。 原出願の一部につき迅速に特許を取得できる. 分割出願において原出願の出願日を維持できる. 知的財産戦略に活用できる. 原出願の一部につき迅速に特許を取得できる. まず、原出願の一部につき迅速に特許を取得できる点が、分割出願のメリットのひとつです。 例えば、ひとつの特許出願(原出願)に、複数の発明(発明Aと発明B)が含まれているとします。 これらの発明のうち、発明Aにつき「新規性」の要件が満たされないことが発覚した場合、出願全体の特許取得が拒絶されていまいます。 そこで、発明Bにつき新たに特許の分割出願を行います。 |lbz| bot| dsi| hby| gxx| xst| zrh| dfi| dzi| gvg| dwt| fgb| bun| zsc| qbk| qhr| thn| efg| rcq| mjb| ocw| wrp| mac| ydh| xva| wlt| lcv| rsw| kmp| ibk| fnx| xfd| vwq| pfb| liv| pxv| lzt| avf| uob| ztr| scv| lyd| ase| quc| ycd| eyx| uyo| bcm| zfv| xmj|