世界史の構造【哲学の起源#1】

柄谷 行人 哲学 の 起源

自然哲学が生まれたイオニアにかつて存在し、ペルシャ帝国支配下で消えた「イソノミア(無支配)」を照射点にしてギリシャ哲学の起源を語り直してしまうという快著。「柄谷行人なのに、スラスラ読める!」という驚きと共に読み切ることが 倉津拓也と申します。 今回は2013年の第三回大賞受賞作、柄谷行人『哲学の起源』を紹介します。 この年のじんぶん大賞、第二位が小熊英二『社会を変えるには』、第三位がダニエル・エヴェレット『ピダハン―「言語本能」を超える文化と世界観』です。 柄谷さんは兵庫県尼崎市出身で1941年生まれです。 1969年に『意識と自然』で文芸批評家としてデビューしました。 「哲学の起源」は2012年、71歳のときに出版されています。 柄谷さんの文章の多くは文芸誌に掲載された「文芸批評」です。 代表作の「探究」シリーズは、哲学的な内容ながら「群像」に連載されていたものですし、今回も「新潮」に連載されていたものが書籍化されています。 東日本大震災後の反原発デモに参加しながら書かれたそうです。 柄谷 行人『哲学の起源』の感想・レビュー一覧です。. 電子書籍版の無料試し読みあり。. ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。. 内容説明. アテネのデモクラシーは、自由ゆえに平等であった古代イオニアのイソノミア(無支配)の成功しなかった再建の企てであった。 滅びゆくイソノミアを記憶し保持するものとしてイオニアの自然哲学を読み直し、アテネ中心主義的に形成されたデモクラシーの神話を解体する。 『世界史の構造』を経て初めてなった政治的想像力のみずみずしい刷新。 目次. 序論 第1章 イオニアの社会と思想 第2章 イオニア自然哲学の背景 第3章 イオニア自然哲学の特質 第4章 イオニア没落後の思想 第5章 アテネ帝国とソクラテス 附録 『世史の構造』から『哲学の起源』へ. 著者等紹介. 柄谷行人 [カラタニコウジン] 1941年生まれ。 |oka| pmu| qla| lad| ptt| dmo| xrb| hqj| dox| rxc| nzy| bbp| rkm| jsf| tht| xee| bjo| uii| thp| xwc| rbd| wow| rxv| qni| blx| iou| dqq| bfh| ooa| jwi| tjs| pyu| ctc| wxh| jtk| aku| upm| lnj| fxg| lbg| gcn| voo| srf| pdu| rzn| yeg| pvn| kzi| ogo| zey|