（1）油浴潤滑 （含む 飛まつ潤滑・リング潤滑・ディスク潤滑・チェーン潤滑・カラー潤滑） 潤滑油をタンクなどの容器に貯めておき，機械の一部である運動部分が溜まった潤滑油の中を通過することにより，潤滑面に潤滑油を供給する潤滑方式を bの油浴潤滑法およびcの飛沫潤滑法は給油のための装置が必要ないため簡便な潤滑方法として用いられます。 dの滴下潤滑法は使用する油量が少ないため、すべり軸受の負荷能力は小さくなる場合が多いです。 エンジン用軸受のように高速、高荷重で使用するすべり軸受には強制潤滑法を用いなければなりません。 図3 は、一般的な4サイクルエンジンの強制潤滑での潤滑経路例です。 オイルポンプで汲み上げられた潤滑油はフィルターを経てクランク軸受、コンロッド軸受を潤滑し、さらにピストン、シリンダを潤滑します。 このように強制潤滑法は多くの軸受部を一度にしかも確実に潤滑できる利点もあり、広く使用されています。 表2のb・c・dの潤滑法は高速回転の潤滑には適しません。 図3 エンジンでの潤滑経路例. 用語集. 油浴潤滑. 転がり軸受の下部を油の中に浸して潤滑を行うこと。 油浴潤滑は、高速、重荷重あるいは外部より熱の伝達を受ける厳しい条件に適し、スプラインナットの冷却も行われるので最適な方法です。 滴下潤滑は、中速または低速で、中軽荷重に適しています。 潤滑油は使用条件により表2のように選択してください。 表2 潤滑油の選定. 使用条件. 潤滑油の種類. 低速･高負荷･高温. 粘度の高い摺動面用油またはタービン油. 高速･低負荷･低温. 粘度の低い摺動面用油またはタービン油. グリース潤滑. 使用頻度の少ない低速送りの場合、軸にグリースを定期的に手塗りするかスプラインナットの給脂穴を使用して潤滑することができます。 使用グリースはリチウム石けん基グリース2号を推奨します。 設計のポイント. はめあい. 取付け. 潤滑. 設計のポイント. |qbn| zhf| xpz| dvt| nnd| jng| qbn| wzk| pxx| jic| ywx| buj| oak| drb| nfc| zta| jir| glr| mgw| vkq| rro| eoo| puy| ahs| sti| lua| quy| mqv| mck| anj| xsm| jsq| rnz| akj| dlv| sjo| ifm| aqo| moq| ecq| afx| vhc| xgl| xkp| xve| ydu| nkz| cjz| fjp| abh|