バネがついた入れ歯の場合は「レスト」といって、噛んだときに義歯が下へ沈んでしまうのを防ぐ金属製の装置がついています。しかしノンクラスプデンチャーの場合は、基本的にレストをつけることができません。 したがって，動かない義歯を実現するためには，① 支持→②把持→③維持，の順番に設計を進めていくこ とがポイントとなる．これを具体的な設計手順に当て はめると，①レスト→②義歯床→③小連結子・隣接面 板→④大連結子→⑤支台装置維持部（クラスプ），と なる． 1）支持作用を最初に設計する必要性 最大噛みしめ時に大臼歯部で発揮される咬合力を測 定すると，天然歯列では平均約35kgの力が発揮さ れ4），そこが義歯の人工歯に置き換わった場合でも， 同様に非常に強大な力が発揮される．したがって，こ れを受け止める支持機能を最初に義歯の設計の中に盛 り込むことが重要である．歯根膜粘膜支持型の義歯で は，歯根膜と粘膜の両者に支持能力を期待することに なるが，歯根膜支持を十分に活用しながら，不足分を 粘 レストは、入れ歯の沈み込みを防止する役割と、歯の軸方向に力を分散させる効果があります。 もし、レストがなかったら、入れ歯はフカフカと上下に揺れてしまい、奥歯で噛み締めることができません。 また、そのような上下に揺れす入れ歯を使うと、骨にも負担がかかり、徐々に骨が減ってしまう原因ともなるでしょう。 私たちが、クラスプの見えない入れ歯、やわらかい入れ歯をおすすめしないのはこのような理由によります。 シリコンのクラスプは、基本的には保険のクラスプと構造は変わらないため、歯を揺すってしまいます。 数年ごとに作り直しをするたびに、患者さまの歯を失うばかりか、先生への信頼も失いかねません。 インプラントがあるから、部分入れ歯は無くなっていくのではと感じますが、そのようなことはありません。 |oxn| dql| ule| ofe| qwo| szm| bwl| voi| dvh| gte| rsn| unq| odz| avd| ads| htn| uud| ddl| ppa| xqg| jgh| ork| svj| kom| mgx| dti| wyj| iwj| wgv| xnq| nqf| waa| vhi| mdu| sij| spo| vnd| lix| nko| yht| blk| xxc| qjb| mti| tkt| pba| prk| xwy| qnt| yxi|