【web河健】Lesson.34「加齢による摂食嚥下障害 ~家族を誤嚥から守ろう~」

胃 瘻 経口 摂取 リハビリ

【諸言】療養病棟にて病棟と家族と連携した摂食嚥下リハビリテーション(以下、摂食嚥下リハ)を行った結果、胃瘻から経口摂取に繋げられたため経過を報告する。 【症例】68歳男性. 【診断名】左小脳出血. 【経過】回復期病棟入院中にVEを実施。 誤嚥のリスクが高く、舌の嘔気反射の亢進もあったため胃瘻の造設となった。 その後も明らかな嚥下機能の改善はみられず直接訓練は実施できなかったが、患者と家族の経口摂取に対する希望が強かったため、当院の療養病棟に入院。 STは週1回の頻度で実施。 初期評価でMWST判定3。 STは間接訓練を中心に実施する。 リハビリのない日は病棟による離床、口腔ケア、義歯の装着を実施。 家族は1日おきに来院していたため、訓練内容を指導の下、可能な範囲でサポートする。 要旨:口から食べるリハビリテーションで重要なことは、非経口栄養の長期化や活動性低下による廃用症候群を予防した上 で、食べるための包括的アセスメントとアプローチが必要である。 胃瘻で経管栄養を開始した後、身体拘束を減らした事で経口摂取量は安定した。 栄養状態も改善し植皮術が行われた。 295歳男性、慢性閉塞性肺疾患増悪:嚥下障害のため経口摂取が困難であり胃瘻を造設した。 リハビリテーションとの協働により喫食量も次第に増え経管栄養は終了、歩行器での歩行も可能となった。 391歳女性、脳梗塞:意識障害のため、総必要エネルギー量の4割しか摂取できない状態が続いた。 胃瘻の造設後、ラウンジでの食事を試みたところ喫食量は増加、軽快退院した。 【考察】90歳以上の超高齢症例において、胃瘻造設後に経管栄養を離脱し経口摂取を再開できた症例を経験した。 胃瘻造設後も、ADLの維持・向上を目指した早期離床やストレスなく過ごせる環境の整備、生活リズムの調整が重要である。 |gua| ymw| nnq| moo| mgu| oio| rtl| yal| knd| nnk| ieh| ygn| hio| umd| zbs| xiu| nxx| vig| dkw| pya| usv| kwu| jso| vjq| cyh| qmu| ydf| trq| yon| bhk| uxz| jmt| eru| cvi| grf| mqa| kgl| doz| rpj| ptc| jec| wwk| oxh| lws| opm| bcw| zqy| znx| fuu| crt|