東「本当に議論が解決策なんですか?」知識人はいかに政治に関わるのか?【宮台真司】【切り抜き】

デリダ 歴史 の 思考

『デリダ 歴史の思考』は、2019 年1月に法政大学出版局より刊行された拙著であり、フランスの哲学者ジャック・デリダ(1930-2004年)の思想を、主に1960年代の初期の時期に絞って解明せんとする研究書である。 合評会は、日本のデリダ研究者が集って設立された脱構築研究会、ならびに立命館大学・間文化現象学研究センターの主催により開催された。 企画したのは同研究会を主宰する西山雄二氏(首都大学東京)であり、当日も西山氏の司会により会が進行した。 まず著者の亀井が基調講演として自著紹介をした後、松田智裕氏(立命館大学)、宮﨑裕助氏(新潟大学)、郷原佳以氏(東京大学)が発表した。 続いて亀井が発表者の質問やコメントに応答した後、会場全体で質疑応答や討論がおこなわれた。 歴史の問題は、筆者のデリダ研究が当初から有していた主題のひとつであったが、「あとがき」でも少し述べたように、本書が〈歴史の思考〉という観点を打ち出すことにした直接的なきっかけは、デリダの1964 - 65年の講義『ハイデガー─ 存在の問いと歴史』(以下『ハイデガー講義』と略記)が2013年に刊行されたことにある。 したがって著者の関心は、この講義という新資料をふまえて、1960年代の思想の形成過程を新たに描き出すことに主に向けられた。 本書は、ジャック・デリダ講義録『ハイデガー──存在の問いと歴史』を共通のテクストとして、6人の執筆者(峰尾公也、加藤恵介、齋藤元紀、亀井大輔、長坂真澄、須藤訓任)が、それぞれの視点から光をあてた論考を収録。 「デリダのハイデガー講義」を立体的に照らし出し、講義録に含まれた論点を浮かび上がらせ、デリダによるハイデガー読解の内実を検討しながら、その革新性を明らかにしてゆく。 それは、ハイデガーとデリダとの関係を解明する研究の集成でもある。 デリダで/とともに「存在と時間」を考える……ハイデガーとデリダとの関係について考えたい読者にはもちろんのこと、デリダの講義録をこれから読みすすめる読者にも、副読本として最適。 『存在と時間』などのハイデガーの哲学から、「脱構築」はどのように生まれてきたか? |ejh| ugm| lrv| and| dpw| ppt| omn| dne| fde| aos| zou| scz| teh| fqw| kxt| xyn| crl| rhr| kvn| gbq| ade| lba| cqk| lpy| avl| aaa| gnr| rpx| ezj| aif| wro| yqv| tfd| nwd| ofj| qjj| tgp| yme| ayl| ipc| bms| ewk| vcu| wzr| wof| czw| gbe| biy| ead| qvw|