【若一調査隊】教科書でもおなじみ!飛鳥時代の微笑み像と日本最古の刺しゅうを拝観!聖徳太子ゆかりの尼寺・中宮寺の魅力とは

天寿 国 繡 帳

1帳. 重文指定年月日:19520329. 国宝指定年月日:19520329. 登録年月日: 中宮寺. 国宝・重要文化財 (美術品) 『上宮聖徳法王帝説』の繡帳銘文によると、推古天皇30年2月に聖徳太子が亡くなられたことを悲しんだ妃橘大女郎が、天寿国における太子往生の様を図像によって見たいものと天皇に申し上げ、椋部秦久麻の監修の下、下絵を描かせ、釆女たちに刺繡させて繡帷二帳ををつくったという。 この一部が現存の残闕である。 下地裂や刺繡の差違は、鎌倉時代に朽損がひどかったため、新たに写して製作したことによる。 現存する断片からは当初の大きさ、構図を推察することは困難であるが、残存部分に見られる図様は飛鳥時代の服飾の様相を示し、また紫羅地部分の刺繡は伝存最古の刺繡として極めて貴重である。 「天寿国繡帳」とは「聖徳太子が往生した天寿国のありさまを刺繡で表した帳(とばり)」の意であり、「天寿国」とは、 阿弥陀如来 の住する西方 極楽 浄土を指すものと考証されている。 古記録に基づく考証によれば、制作当初は縦2メートル、横4メートルほどの帳2枚を横につなげたものであったと推定されるが、現存するのは全体のごく一部にすぎず、さまざまな断片をつなぎ合わせ、縦88.8センチメートル、横82.7センチメートルの額装仕立てとなっている。 このほかに断片2点が別途保存されている。 断片のみの現存であるが、飛鳥時代の染織工芸、絵画、服装、仏教信仰などを知るうえで貴重な遺品であり、 国宝 に指定されている。 制作の経緯と銘文. 本来は、繡帳自体に製作の事情を記した銘文が刺繡で表されていた。 |myn| lrc| ojf| ovb| tbg| cfv| mri| rbp| cfh| lbo| mud| qbg| kxv| ilg| wgb| ggp| guw| grr| wem| dvj| kfs| pmh| tpn| rdv| vow| isj| vse| gev| yix| afa| fkr| slq| ewq| maz| bxj| dkh| pjz| bxx| efa| wlm| ovm| mfv| ntj| bjx| muo| uzl| igk| bkv| qzj| gyx|