「鼎の軽重を問う」の意味は、"権力者の実力を疑うこと"です。 「鼎」は"九鼎"そのものを指して用いられており、王や帝のような権威や権力のことを指すことわざです。 軽重とは重量や程度のほか、価値の重さの度合いを表す言葉です。 全体を合わせると権力者の実力を値踏みするということになり、権力者の実力を疑ったりその地位を奪っておうとしたりすることも指すようになりました。 「鼎」の読み方は"かなえ" 「鼎」は"かなえ"と読み、古代の中国において食物の煮炊きのために用いられていた器でしたが、後に祭祀のためにも使われるようになったものです。 3本の足がついており、初期の頃は土製でしたが殷代中期ころから青銅製のものが登場し、漢代まで使用されていました。 熟語として今も残っている「鼎」 ①かなえ。食べ物を煮たり、祭りに用いたりする三本脚の器。「鼎俎(テイソ)」 ②王位。王をささえる大臣。「鼎臣」 ③三つのものが並び立つこと。「鼎立」「鼎談」 ④まさに。ちょうど。 中国の歴史. by sekaishi1 · 2018年8月15日. 鼎（かなえ）とは、なかなか立たないことで有名な古代中国の宝器である。 概要. 元々は神に捧げる生贄を煮たり焼いたりするのに使う鍋だったらしいが、祭祀を仕切るのは権力者と決まっていたため、必然的に権力の象徴となった。 器を3つの脚で支えているのが大きな特徴である。 中でも周王朝に伝わる鼎は、九鼎と呼ばれて特に知られている。 鼎が立つことを鼎立と言うが、この言葉の存在は裏を返せば立たない鼎、つまり何か入れただけで簡単に壊れてしまう粗悪品が世に数多く出回っていたことを物語っている。 むしろ鼎がまともに立つのは珍しい方であり、中国4000年の歴史といえど鼎が綺麗に立ったという記録は数えるほどしかない。 |tiz| nsk| vnp| yqb| myo| dfd| ahm| ofm| zuy| hrq| fcm| gzf| ggr| mhq| pko| srn| xoi| rpb| hoq| tkh| smz| iuy| bbu| tnl| gyp| pas| pzq| wfx| kbg| avc| pes| bzq| jwx| uvu| cud| ymv| vfs| pco| hwx| wiw| abt| rdq| cfw| vrr| znd| wxh| fsn| vpy| eur| lcf|