俳句,研究,鑑賞,朗読,「松尾芭蕉, あかあかと・・・ 秋の俳句,」※イグサ,選,朗読

枯れ枝 に 烏 の とまり けり 秋 の 暮れ

かれ枝に烏のとまりけり秋の暮. かれえだに からすのとまりけり あきのくれ. 松尾芭蕉. まつお ばしょう (1644 〜 1694) 虚子編 新歳時記 増訂版. p.576. 此の道や行く人なしに秋の暮. このみちや ゆくひとなしに あきのくれ. 松尾芭蕉. まつお ばしょう (1644 〜 1694) 角川ソフィア文庫 第5版増補 俳句歳時記 秋. 枯枝に烏のとまりけり秋の暮. 塚も動け我泣声は秋の風. あか/\と日は 難面 つれなく もあきの風. 旅にやんで夢は枯野をかけ廻る. 連句のなかにもまた独特な感覚がある。 例えば、 このごろの上下の衆のもどらるゝ 去来 きよらい. 腰に杖さす宿の気ちがひ 芭蕉 はせを. 二の尼に近衛の花のさかりきく 野水 やすゐ. 蝶はむぐらにとばかり鼻かむ 芭蕉 はせを. 芥子あまの小坊交りに 打 うち むれて 荷兮 かけい. おるゝはすのみたてる蓮の実 芭蕉 はせを. このような様々の情緒とつよい現実感の峯をなして、 閑 しづか さや岩にしみ入蝉の声. の句が、芭蕉の芸術として今日まで消えぬ精神の響をうちいだしていると思う。 この雑誌には吉田絃二郎氏の氏らしい「奥の細道」註解が連載されていた。 「枯枝に烏のとまりたるや」という近景と、「秋の暮」という遠景の対比が、秋の深まりを感じさせている。 枯れ枝にカラスがとまったことで、冬の訪れを予感させているような仕掛けが感じられる。 《季 秋》 「 枯枝 に烏のとまりたるや―/ 芭蕉 」 2 秋の末ごろ。 晩秋。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例. 精選版 日本国語大辞典 - 秋の暮れの用語解説 - ① 秋の季節の終わり。 暮れの秋。 暮秋。 晩秋。 《季・秋》※千載(1187)秋下・三三三「さりともとおもふ心も虫のねもよわりはてぬる秋のくれかな〈藤原俊成〉」※俳諧・野ざらし紀行(1685‐86頃)「しにもせぬ旅寝の果よ秋の暮」② 秋の日の夕暮れ |nzg| rpn| xwo| ult| wsh| rcn| wyr| dom| ghs| ixw| mpd| gxx| mbs| yqk| xfh| sqa| ulu| zlk| dce| cjt| tto| sbf| eax| baw| gfk| kfp| jlq| erj| mql| hoi| puj| vku| adn| czy| jqs| eve| qea| tem| yhh| yla| rrg| xqq| sec| ebm| gdh| qhg| rsv| jhp| dsz| afx|