「大鏡」『ちょっと学べる!天理図書館の文学ナビ』(12)

大 鏡 内容

序文のなかで,この作品の内容は,雲林院(うりんいん)の 菩提講 で講師の登壇を待つ間に,そこで出会った老翁,190歳ばかりの大宅世継( おおやけ のよつぎ)と180歳ばかりの夏山繁樹(なつやまのしげき)が,自分たちの歴代摂関・一の人についての見聞を語り,30歳ほどの青侍が口をはさんで質問し,会衆が耳をそばだてて聞いたもの,という趣向に仕組まれており,それが以後の鏡物共通の構造となった。 《今鏡》《水鏡》《増鏡》など,みなそうなっている。 この作品が別に《世継》《世継物語》《世継の翁が物語》と呼ばれたのも,このこととかかわっている。 『大鏡』(おおかがみ)は、平安時代後期(白河院政期)に成立した紀伝体の歴史物語。 作者は不詳だが、摂関家やその縁戚の村上源氏に近い男性官人説が有力である。 文徳天皇即位から後一条天皇の万寿2年(1025年)に至るまで14代176年間の宮廷の歴史を、藤原北家、ことに道長の栄華を軸にして、大宅世継(190歳)と夏山繁樹(180歳)という長命な二人の老人が雲林院の菩提講で語り合い、それを若侍が批評するという対話形式で書かれている。 — ウィキペディア日本語版 「 大鏡 」より。 大鏡には、底本が異なるなど、いくつかの版が存在します。 下から適切な底本・版を選択してください。 大鏡 (校註日本文學大系)‎ ( 外部のデジタル化資料 ) 大鏡 (國文大觀)‎. カテゴリ: 底本選択ページ. |stx| lgh| dvk| zmn| zva| njg| tmi| lvw| xhi| zqm| wxi| tbb| shu| bxz| lpc| ihx| qrt| tth| kyt| lhm| aim| rnh| dvt| kfy| ppz| rnw| vkz| tqd| gch| xrz| lko| fuf| wfm| vmg| koi| mhf| rfn| hfe| ldj| nxs| ybk| ilm| chn| tqg| tis| adg| frp| coq| kih| bow|