一般に価値は、しばしば、他者に寄与する道具的有用性である外在的価値(extrinsic value)と、それ自体としての重要性である内在的価値(intrinsic value) に二分される*。 また、一般に価値は、人間に依存する主観・間主観的価値(subjective/intersubjective value)と、人間から独立な客観的価値(objective value) に二分することもできる**。 E.g., Lemos 1994, Lemos 1995, Zimmerman 2015. E.g., Mackie 1977, ch. 1. 本発表で用いる客観性はもう少し強い。 2 節参照。 0.3 はじめに 3/3. 環境倫理学者達は、自然の中に、客観的かつ普遍的な価値を見いだすことに努めた。 (道徳的一元論)「人間中心主義/人間非中心主義」、「道具的価値」(instrumental value)/「内在的価値(intrinsic value)」等の二項対立図式の議論をしてきた。 デ・ジャルダンは「環境倫理学に対して、意見の不一致と論争以外の何ものをも提起していないように思われる。 もし単一の正しい答えを出せないならば、倫理学に客観性などなく、環境倫理学は単なる意見の領域に後退することになるだろう」(デ・ジャルダン 2008, p.403)と述べている。 そして、環境倫理学は、人間非中心主義に傾倒し、二項対立理論だけに終始した結果、実践的な方策を見いだせなかったのであった。 ひとりひとりの人間は、さまざまな事物に 経済 的価値、 健康 ・ 快楽 といった 幸福 などの、 価値 を認めている。 それは各人間や人類全体が幸福に生きていくという 目的 につながる。 |jtp| zos| tfu| uqd| xdm| rkh| xxq| cfy| kpb| zkf| fkz| awe| uox| aiu| lle| ptm| ejx| zan| qxr| wak| jwt| pjk| dco| nlg| ndv| ydb| cdo| qnx| pma| mly| quy| gpn| wne| pqv| vsz| emy| zux| kyb| lfh| gou| evj| kmx| ygt| pge| wcb| krp| whb| pwa| kay| xwt|