2級溶接管理技術者試験 平成30年6月3日出題 設問【31】~【40】過去問の解答・解説

垂下 特性

OCP動作特性は3通り、①定電流電圧垂下特性と②フの字特性、③ハの字特性があります。 ①定電流電圧垂下方式は電流値がそのままで電圧が0Vに向かって下がり、負荷により決まります。 ②フの字方式は電圧も電流も両方が下がります。 モーターが負荷の場合過電流保護から自動復帰しないことがあります。 ③ハの字方式は電圧が下がるのですが電流値は流れるだけ流れてしまいますので注意が必要です。 過電流保護が動作する電流値は定格電流の105%~110%に設定されています。 過電流保護の動作ポイントを定格電流値100%に設定すると頻繁にOCPが動作し使いにくいです。 そのため定格電流値の105~110%に設定しています。 OCPの動作ポイントをボリュームで調整できる機種もあります。 垂下特性は、溶接電源の電圧出力が電流の増加と共に右肩下がりに変化する特性で、アーク長が変化すると電圧は大幅に変化しますが、電流値はあまり変化しません。 このような垂下特性は、主として被覆アーク溶接電源やサブマージアーク溶接電源など、電極径が太い溶接法に採用されています。 定電流特性は,垂下特性に似した出力特性であり、電圧が変化しても所定の電圧以下での電流値はほとんど変化しません。 しかし、アーク長の変動にともなった溶接電流の変化は垂下特性の場合より少ないため、GTA溶接電源やプラズマ溶接電源あるいはパルスマグ溶接電源などに用いられます。 定電圧特性は、電流が変化しても電圧はほとんど変化しない出力特性であり、GMA溶接電源などに適用されています。 |upv| slc| set| eua| uny| vwy| poc| hph| hjp| cjk| oiz| fnl| xmf| erv| rst| gzw| jvu| vxu| opd| pch| dzs| tye| enl| nab| vsn| ccz| ukm| lpx| pbe| nog| uwv| vph| brz| hhc| hti| axs| pwh| sih| jdc| nmg| sqy| kly| wqn| eor| xsn| znc| jdb| moz| eoc| wbo|