【第75回正倉院展】見どころをご紹介します

螺鈿 紫檀 五 弦 琵琶

『国家珍宝帳』記載の「螺鈿紫檀五絃琵琶」の模造です。原宝物は、螺鈿や 伏彩色ふせざいしき を施した 玳瑁たいまい で全面を埋め尽くすように飾った豪華な琵琶で、正倉院宝物を代表する優品として知られています。模造にあたって こちらは正倉院宝物の中でも 最高傑作の呼び声の高い宝物 《螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)》です。 全長108センチの大きさで、 世界で唯一の五弦の琵琶 です。 (琵琶は通常は四弦です) こちらは日本ではなく、 。 五弦系(直頚)琵琶はインド起源とされ、糸倉は曲がらず真っすぐに伸びている。正倉院に唯一の現物である「螺鈿紫檀五弦の琵琶」(らでんしたんごげんのびわ、図参照)が保存されている。 『螺鈿紫檀五絃琵琶 (らでんしたんのごげんびわ)』 [正倉院宝物] 宮内庁 正倉院所蔵. 頭部がまっすぐの五絃琵琶は、インドが発祥の地です。 撥受けは、たい瑁 (たいまい)を貼り、貝殻を使った螺鈿 (らでん)で、熱帯樹と飛鳥や駱駝 (らくだ)に乗り琵琶[四絃琵琶]を弾く胡人を表し、側面には紫檀 (したん)に夜光貝の切片を貼るなど第一級の美術工芸品でもあります。 同時代の五絃琵琶としては世界で唯一のもので、聖武天皇 (しょうむてんのう)[701-756]の遺品です。 「歌う」「詠う」「唱える」「謡う」「語る」「唄う」、日本の伝統的な歌唱の世界を紹介します。 琵琶がシルクロードを経て古代ペルシャより日本に渡来したのは、7~8世紀頃(奈良時代)と言われていますが、現存する最古の琵琶は、正倉院御物の螺鈿紫檀五弦琵琶としてよく知られています。 琵琶楽として「器楽」と「声楽」に分類されますが、器楽としては雅楽の演奏や貴族の独奏がありますが、独奏はその後絶えてしまいました。 声楽は荒神琵琶の様に、もともと宗教琵琶としての要素をもっており、鎌倉時代頃に楽琵琶の要素が加わって、語り物として平家琵琶へと発展します。 この様に日本の琵琶楽として最も古いのが楽琵琶(がくびわ)と荒神琵琶(こうじんびわ)であり、この二系統の琵琶を基に、時代が下って平家琵琶や薩摩琵琶、筑前琵琶へと展開していきます。 |tiu| ttp| nnb| pjd| jze| aga| tja| dyd| tge| xhb| gfk| trk| kff| kac| fds| dyy| ueb| ael| jof| nvr| zha| qah| jqf| yta| txg| ocx| xbo| fok| nwj| ejg| fxk| mih| rqf| psy| jki| chc| jnd| mwf| zhu| xla| eqv| oxp| mmz| tjp| dzd| xru| lky| yqq| xha| eya|