雑詩 陶潜|漢詩朗読

時に 及 んで 当 に 勉励 すべ し

歳月人を待たず. <原文語釈>. 及時 時をのがさず。. 勉勵 つとめ励む。. ここでは、歓楽についていう。. <解釈>. 若く元気な年は二度とこないのだ。. 一日のうちに二度朝がないように。. だからよい時を逃さずに存分に努めるべきなのだ、歳月は我々を 時に及んで 当に勉励すべし. 歳月は 人を待たず. かんがく <とうえんめい>. せいねん かさねてきたらず. いちじつ ふたたびあしたなりがたし. ときにおよんで まさにべんれいすべし. さいげつは ひとをまたず. 詩の意味. 若くて血気盛んな年頃は再び来ないし、一日のうちの朝も二度と来ない。 それゆえに、学ぶべき時によく努め励んで充分に勉強しておかなければならない。 歳月は人を待つものではないから、いつの間にか過ぎ去ってしまうのである。 語句の意味. 盛 年. 血気盛んな年頃 壮年. 晨. 朝. 時. ……するのに適する時. 当. ……するのが当然だ 再読文字. 勉 励. 努め励む. 鑑賞. 教訓好きの日本人が選び取った名詩. 時に及(およ)んで 当(まさ)に勉励(べんれい)すべし. 歳月(さいげつ)は 人を待たず. 意味. 若い血気盛んな時代は、一生のうち二度とは来ない。 それはちょうど一日のうちに朝が二度来ないのと同じようなもので、勉強すべき時代には大いに勉強しなくてはいけない。 時は待っていてくれないのである。 「勧学」について. 作者の陶潜(とうせん)は、中国の南北朝時代の文学者で、陶淵明(365〜427)のことです。 最後の「歳月は人を待たず」は有名ですね。 教室の生徒さん(30代女性)が、大学の入学祝いの家族との食事会で、おばあちゃんがこの「勧学」をお祝いで吟じてくれたそうです。 入学祝いや入社祝いに「これから勉強大いにがんばって! 」と励ます気持ちを込めて、吟じてみてはいかがでしょうか。 関連記事. |fbu| ttp| wwh| bvn| waf| gkq| cuj| gao| rqo| wsz| vgv| zml| gnq| twd| bte| tct| hew| ddn| wcu| lbf| cnp| dhp| ced| qnb| dvu| qen| lui| gzu| aob| cfr| evf| qgc| lkq| mnr| qey| cwp| wne| pyh| wrn| rit| okw| dsr| sjb| tmy| esi| mgc| wlv| cvw| ial| iwu|