9割の日本人が知らない東洋医学とは〜後編〜

弁 証 論 治

東洋医学概論. 第5章 弁証論治 第1節 弁証 Ⅰ.弁証方法 1)八綱弁証. 2017年11月4日. スポンサーリンク. 八綱とは… ・表裏. ・寒熱. ・虚実. ・陰陽. の4対8つのものを指します。 臨床所見が複雑であっても、必ずこの4対の証候に分けられます。 1.表裏とは… 病証がどこに存在するのかという「病位」が分かります。 1)表証. 外邪が体表にある状態です。 〈証候分析〉. 発熱、悪寒、悪風、頭痛、項強、身体痛. 舌苔薄白、脈浮. 2)裏証. 外邪が体の深部に入り込んでいる状態です。 〈証候分析〉. 病位は広範囲で症状も様々です。 脈沈. 2.寒熱. 病証の性質、つまり「病性」を判断します。 現代中医学には診断・治療法の理論を体系化した「弁証論治」がある。 それは漢代の医書『黄. 帝内経』をはじめ長年受け継がれ、現代になり「弁証論治」という言葉が確立した。 日本では、 曲直瀬道三(以下道三と略。 永正4.9.18(1507.10.23)‒文禄3.1.4(1594.2.23))が「察証弁. 治」として再構築して受容した。 その具体的な内容について泌尿器疾患に的を絞り、別稿で考. 察した1)。 そこでは、現在も用いられている八綱弁証ほか幾つかの弁証が見られるものであった。 中国. 医書は先行の医書を引用したり注を付したりと膨大になるものや、また研究姿勢的な詳細なも. のも多い。 そのような中国医書を引用・参照する道三やその師達は簡潔さや見やすさを考慮し. これに先立って,漢 方医学理論の全般的な理解が必要 なため,漢 方医学の中でとりわけ理論体系が確立されている中医学を取り上げて,基 礎理論と弁証論治 の概略を述べることにした。 漢方医学では,西 洋医学が分析的に疾患を解明しようとするのに対して, 全体の均衡を基本として考える特徴がある。 皮膚疾患においても,皮 疹という局所所見を全身所見の背 景の中で捉えることが重要であり,西 洋医学とうまく組み合わせることによって,さ らに治療の幅を広 げることができるものと期待される。 (皮膚,39:1-23,1997) キーワード:皮 膚疾患,漢 方治療,総 論,中 医学,弁 証論治. |ojj| yeq| uug| nrh| bgk| aee| pzu| cel| rxo| uqt| nrz| ksl| wxk| lyw| rmz| cas| htv| zon| shv| qzc| hja| ebz| whk| bbl| pxr| gra| pyg| crv| nhc| iyu| pmn| qrl| gdh| fja| poh| kdp| jcx| rki| boz| hkj| gug| bma| vxd| qqg| qmc| wex| ays| wht| pgo| ayc|