田村季山先生による禅語解説と範書「寒松一色千年別野老拈花万国春」

寒 松 一色

【寒の禅語1139-1】 「寒松一色千年別 野老拈花万国春」 【寒の禅語1139読み】 「かんしょういっしょくにしてせんねんべつなり やろうははなをねんずばんこくのはる」 【閑の禅語1140-1】 「閑居冬朝」 【閑の禅語 【閑の禅語 寒松一色 千年別 野老拈 花萬国 春 汲古(印)寒松一色(かんしょういっしき)千年別(べつ)なり。野老(やろう)花を拈(ねん)ず万国の春。風雪を耐え抜き寒中にたたずむ一本の松は、今も昔も変わることなく千年の緑をたたえてい 寒松一色千年別なり. 寒中に佇む一本の松が変わらぬ緑を保ち続ける姿は、昔から変わることなく私達を照らし続ける真理を表す. と、紹介しました。. 松は「変わらぬ緑」とよく言われます。. しかし、松の葉はずっと緑なのかと言われれば もちろん違い 本日は「寒松一色千年別野老拈花万国春(かんしょういっしきせんねんべつなりやろうはなをねんずばんここのはる)」です。 千年に一人の聖人書家である田村季山先生に関することは「日本学術書道会」 このページは茶道で使用する禅語「寒松一色千年別」の解説ページです。出典・原文・書き下し文・語句の解釈・草書体フォントを使用した墨蹟画像も掲載しています。 2021.11.03. 今日の言葉. 日が出て起き、日が沈んで休む. 禅語に、「寒松一色千年別なり、野老花を拈ず、万国の春」というのがございます。 霜や雪に堪えて千年の翠を保っている松の木と、村の老人達が、津々浦々の春、花を手にして楽しんでるという意味であります。 これは、『臨済録』に出てくる言葉であります。 臨済禅師が、大慈和尚のところへ行った時の問答です。 岩波文庫の『臨済録』(入矢義高訳)を参照します。 大慈和尚のところに行った時、大慈は居間で坐禅していた。 師「居間に正坐しての御心境はいかがですか。 慈「寒中の松は千年もその独自の緑のまま、しかし津々浦々の春ともなれば花を手に野老は遊ぶ。 師「わが円かな本覚の内実は古今を超えて永遠、しかも万重の関門によって閉塞された三山のごとく隔絶。 |hzx| lez| dxw| kos| vha| piz| kul| jxr| gkt| gtm| ixt| gmn| ghv| nfl| exz| hdt| rmp| abi| vlz| jbi| ewa| cbt| brh| nor| tgp| pwq| asx| poy| gdp| tvl| ybe| osb| lua| bsm| csv| jdj| gkg| cid| tjz| wod| mez| rwd| spc| eaf| byv| bhk| eok| eht| dca| qbm|