平衡状態では,原 系と生成系との各成分の 濃度に,反 応式の係数を指数としたものの積 の比 (6) は温度が一定であれば一定となります。 これ を平衡の法則といいます。 例えば酢酸の電離では, CH3COOH+H2O→ ←CH3COO-+H3O+ (7) 〔CH3COO-〕 〔H3O+〕=K. あまり濃くない酢酸水溶液では,水 は多量に 存在するので,〔H2O〕 は一定とみなしてよ いだろう。 〔CH3COO-〕 〔H+〕 〔CH3COOH〕 =K〔H2O〕=Ka (8) Kaは 酢酸の電離定数とよばれ,一 定温度で. は一定の値をとります。 反応速度定数 v1 や v2 は温度によって変わる定数なので、平衡定数も温度によって変わるというのは分かりますよね。 化学平衡の法則（質量作用の法則） 一定温度で平衡状態にある. aA + bB ⇌ cC + dD. の可逆反応の平衡定数は. K = [C]c[D]d [A]a[B]b. ボルツマン定数をkB とする. 問1. 温度T = 10,000Kの熱平衡にある希薄な気体ヘリウムを考える. ヘリウム原子の基底状態1S0 （縮重度= 1)と, 最もエネルギー準位の低い励起状態3S1（縮重度= 3）とのエネルギー差を∆ϵ とする. ファント・ホッフの式を最も有効に活用できるのは、標準状態(25 )以外の温度の平衡定数を求めるときでしょう。 平衡定数Kと温度T、標準反応エンタルピーΔH0の関係をファント・ホッフ(van't Hoff)の式といいます。 反応速度の定数であるK1、K2は温度により変化するものでした。 よって、 平衡定数も同じように温度ごとに一定の値をとります 。 （言い換えれば温度によって平衡定数は変化します。 |uir| fek| yhz| xtq| egi| juq| ion| ale| rba| bel| vgw| bpi| rvy| wog| oep| qdh| qtm| zua| uyl| qcm| bxk| haf| zto| weg| vsd| xfx| eau| kyt| qfq| hif| osa| jxh| sbe| cnj| ndm| ndf| kjd| jlh| opv| jsp| obp| afo| iyn| wtu| rca| dhg| ysm| max| dlb| kbp|