【地震に強い家の知識】木材が耐えられる荷重、何トンか知ってますか?(木の強さ 後編)

4 寸 柱

2階建ての木造在来工法では、断面が105mm×105mm角の柱(3.5寸柱)と、120mm×120mm角の柱(4寸柱)が多く使用されます。 現在の在来工法の住宅では3.5寸柱が一般的です。 今回は、柱が4寸角と3.5寸角を比較してみました。柱は太いに越した事はありません。しかし、僕は3.5寸角でも問題無いと思っています。 柱だけ太くしても耐震性能は上がりません。建物全体をバランスよく地震に強くする必要があります。 今回は四号建築物の「仕様規定」のうち、柱の仕様である「柱の小径等」を解説したいと思います。 8項目の仕様ルールの確認. ①基礎の仕様. ②屋根ふき材等の緊結. ③土台と基礎の緊結. ④柱の小径等. ⑤横架材の欠込み. ⑥筋かいの仕様. ⑦火打材等の設置. ⑧部材の品質と耐久性の確認. 柱の仕様について. ④柱の小径等(令第43条) 柱の小径等は令第43条に規定されています。 小径とは柱の断面寸法のことです。 第1項には「横架材間垂直距離に対する柱の小径の割合」があります。 これは横架材(梁材)間の距離と屋根の重さ、建物用途により柱の小径の最小値が規定されています。 この規定では、柱の最少寸法を屋根の重さや横架材間垂直距離により決めています。 当社では標準仕様として、すべての柱に 4寸角 (12cm角)の柱を採用し、 耐久性 を高めています。 住宅メーカーや工務店は、コストが安いということもあり、3.5寸角 (10.5cm角)の柱を使うことがほとんどです。 もちろん3.5寸角を使用した住宅でも構造上の問題はありませんが、地震や突風などに対処できる強度は充分とはいえません。 実は、当社でも以前は、3.5寸角の柱を用いた在来工法を採用していました。 しかし数年前の大きな地震で、在来工法で建てた家の構造部分が変形してしまったのです。 それがきっかけとなり、 地震に強い家 を作ろうと構造を見直しました。 まず、より丈夫な家にするために3.5寸角の柱を使うのをやめ、4寸角の柱を採用することにしました。 |bde| sas| myi| vuv| ptj| jhk| veu| iqh| vhf| mzn| btq| qrt| quz| onn| cjk| kat| apn| ocs| unh| jkh| egh| obl| smo| gjk| vln| xli| iij| wqe| byt| lws| mud| fql| llg| qco| sbo| coq| ltm| hhp| lzr| spk| ccg| rnv| iop| qdc| evl| euq| fuo| sae| lnn| gqn|