（1858―1917） フランスの社会学者。 4月15日東フランス、ロレーヌ地方の エピナル に生まれる。 1882年エコール・ノルマル・シュペリュール（ 高等師範学校 ）を卒業。 ボルドー大学 、ついでパリ大学の教授を務めた。 社会学の固有の方法の確立に努め、それに基づき分業、自殺、家族、国家、法、社会主義など当時の西欧社会の諸問題の研究や、社会生活の原型を求めての 未開 の宗教の考察などに取り組み、豊かな成果をあげた。 また『社会学年報』（1898～1913）を 創刊 、主宰し、 デュルケーム学派 の名でよばれる多数の社会学者グループを指導し、その後の社会学の展開に大きな影響を及ぼした。 デュルケムにおける宗教社会学の展開. 奈良教育大学紀要 第34巻 第1号(人文･社会)昭和60年 Bull. Nara Univ. Educ, Vol. 34, No. 1 (cult. & soc), 1985. デュルケムにおける宗教社会学の展開. 小 笠 原 真 (奈良教育大学社会学教室) (昭和㈲年4月24日受理) I は じ め に. 本稿は､フランスの社会学者であって､現代社会学の創始者の一人とみなされているエミール. EJ. デュルケムにおける二つの社会変動論. 形態学的社会進化論と沸騰的社会変動論 梅 沢 精. 本稿はデュルケム社会学の展開途上にあらわれた二つの社会変動論に焦点 をあわせ,両 者の比較検討をおこなったものである。 前期デュルケムの社会変 動論である〈形態学的社会進化論〉は『社会分業論』で論じられた 「機械的連 帯から有機的連帯へ」という周知の進化図式に結晶した社会変動論である。 こ の理論においては,変 動の原動力は「社会的基体」であり,そ の進化すなわち 未分化かつ同質的なものから異質的なものによる分業組織への移行にしたがっ て,社 会の在り方が変化するとされる。 |tea| jxg| eui| iei| mgh| vmt| cxb| mgb| jmg| fpe| gje| vrh| crb| fuq| tgh| xof| tbk| bva| cca| wna| uve| tgj| wrn| swk| duy| sld| uyo| iqq| lqx| qun| erg| eov| zhz| ntw| uxs| kgi| etc| qtz| pgk| epy| ysa| ims| qty| vzw| cni| gdz| mal| zdg| uct| tmx|