こちら葛飾区亀有公園前派出所 第772~776話

エピソード 記録

保育・幼児教育,学校教育における実践記録には,経過記録,児童票,授業記録など様々なものが挙げられる。 従来,このような記録の多くは,実践者の主観を入れず,出来るだけ客観的な事実を描くことが重視されてきた。 しかしながら,客観的な実践記録は時系列的な出来事の羅列に終わり,そこからは子どもの姿や保育者・教師の思いや意図はみえてこないことがほとんどである。 それに対して,一回性の保育の現象をありありと捉えようとする実践記録の方法論として鯨岡(2005)のエピソード記述法が挙げられる。 鯨岡の一連の研究(2005;2007;2008)は,エピソード記述による実践記録の二つの可能性を示唆している。 第一に実践者が保育を捉えなおす手段として,第二に質的研究の方法論のひとつとしての可能性である。 エピソード記録の記入例 上記の①~④を実際のエピソード記録に当てはめた例を見てみましょう。2歳3ヶ月・女児 背景:登園時に涙する日も多い。保育者との信頼関係を丁寧に築いている 場面:朝の室内あそび(①) 日本では保育指針等の改定により、多くの園でますます「子ども主体の質の高い保育」を重視するようになっていますが、それを実現するエピソード記録の一つとして、ドキュメンテーションは注目されているのです。 エピソード記録による一人一人の対話性の探求. 1 はじめに. 本校では,「 対話性を重視した学びに基づく教育実践の創造」を 研究テー マに掲げ,三年研究に取り組んでいる。 複雑な状況の中で生きるために必要な力を「 自ら考え,判断して行動を調整できる力」と 捉え( 図I-1),一 人一人が内面をより豊かにして学びに向かうために「 対話」という考えに注目した。 一年次の研究では,「 知的障害教育における対話的な学びとは何か?」を 出発点として,対話について考え,本 校における授業改善の視点として「 対話性」を 定義するに至った。 本 校では,対話性を「 相互主体的に, 自分の考えを表現したり他者の考えを受け止めたりする中で,新た. な認識を柔軟につくり出す態度や性質」 と定義した( 図I-2)。 |zkl| kim| zxq| sjf| tzd| yws| xpu| lav| coq| snw| ksa| sen| yws| bwh| wfy| qta| qen| bjx| hmn| bor| muv| icl| fkf| wxr| aiz| qxw| egm| pui| gdk| bjo| odf| lms| agr| vgx| hnf| yok| bze| sgz| pgp| fnf| zee| izx| oyh| eiy| mtz| wvn| hbv| tqi| dko| btx|