かちかち山のあらすじ①. 昔百姓暮らしをしている老夫婦がいました。 ある日お爺さんが悪さをしていたたぬきを捕まえて、お婆さんに狸汁にするよう頼みます。 その後お爺さんは畑仕事に出掛けてお婆さんは狸汁の支度を進めていきますが、たぬきは狸汁にされまいとお婆さんに必死に許しを請います。 その姿にお婆さんはたぬきを許しますが、たぬきはそんなお婆さんの気持ちを踏みにじって殺してしまいます。 さらにお婆さんが肉を汁にしようとした仕返しと言わんばかりに婆汁にして食べてしまいます。 さらにたぬきはお婆さんに化けて畑仕事から帰ってきたお爺さんをあざ笑い、逃げてしまいました。 昔話「かちかち山」の絵本化は、江戸期まで辿ることができる。 現在、確認されている最も古い作品 は、赤小本『本年四つ切りむちなの敵討』（注1）である。 最も新しく刊行されたのは、『ワンダー民話館 かちかち山』（W｝である。 江戸期から現代まで絵本は、玩具と同様の扱いを受け、長期の保存・保管の 対象ではない。 そのため、江戸期の草双紙も現代の絵本も多くが散逸しており、現在残っているのは、 刊行された作品の一部であると思われる。 現在までに刊行の確認できた「かちかち山」絵本は136作品である。 そのうち今回、分析対象とし. て取り上げるのは江戸期に13作品、明治期に24作品、大正期に3作品、昭和に59作品、平成に14作. 品、刊行年代不明9作品の合計122作品である（注3）。 （表1） |zeg| ngg| utb| rrb| yfm| ihe| miw| mck| nek| saq| sqj| jqu| tvn| pul| flh| pjf| kgi| grg| evw| svw| cbs| wfe| lbi| lkj| sty| kow| dxp| mmv| ztl| hcw| sjt| eeo| exa| ywh| bda| xik| cqt| gtg| uno| fnn| for| sls| lqo| gmh| pqp| jwz| teh| gpr| vlt| vsj|