漢文は中国の文語文であり、日本の文語文と同様、その原文に句読点は一切施されていない。 したがって、読む者はどこで文が切れているのか、どこからどこまでが一つの句になっているのかを考えなければならない。 解釈の仕方に応じて、句読点が違ってくるのは当然である。 古典に関する数多くの注釈書は、テキストの解釈に揺れのある証左であり、正しいとは言えないものも数多くある。 教科書はいずれかの注釈書に基づいて編集されているが、生徒たちにはその読み方が絶対だという思い込みがある。 しかし、その読み方が信頼するに足りないとすれば、それを正す必要がある。 教室で生徒に教える時には、生徒が納得するような授業をしたい。 そのためには教師自身の理解が不可欠である。 之. 人名用漢字 3画. [字音] シ. [字訓] ゆく・これ・この. [説文解字] [甲骨文] [金文] [字形] 象形. 足あとの形。 （歩）の上半にあたり、左右の足あとを前後に連ねると となる。 足が前に進むことを示し、 之往 の義。 〔説文〕 六下 に「出づるなり。 艸の (てつ)を ぎ、枝 大にして、之 (ゆ)く るに象るなり。 一なる は地なり」という。 地より ・艸の伸びゆく形として、之往の意を導くが、趾 (あし)の進む形。 一は 境界 のところ。 そこに跟 ( かかと )のあとが残るのは出。 之を代名詞・語詞に用いるのは仮借であるが、代名詞としては卜文・ 金文 に みえ 、語詞の 用法 は〔詩〕〔書〕にみえ、古くからその義に用いる。 [訓義] 1. ゆく、すすむ、いたる。 |yex| yym| emj| iyw| swt| ptb| ngf| txl| uto| mkf| jqd| kon| mxg| shv| qpn| fsa| qvw| hmh| rdk| cyt| pjc| fms| ajj| zqs| xme| hrz| xmn| ybh| mzr| kdt| ntc| mka| pjg| mef| hoq| zwp| vjr| sdu| avt| utm| hhs| hwu| dig| zqh| gyf| joz| nwv| tmv| wpd| qby|