上級財・中立財・下級財とは何か、すぐイメージはつきますか？贅沢品や高級品、日常雑貨や生活用品…物にあふれている世の中ですが、ミクロ経済学では 所得と需要量の変化 で、ある程度の財を分類することができます。 まず、 上級財・中級財・下級財は、所得変化による消費量の変化に応じた財の分類 です。 具体例を見ながら中身を確認してみましょう。 まず 上級財とは、所得が増えたら消費量が増える財 のことを言います。 奢侈品 (しゃしひん)とは？ 必需品とは？ 下級財とは？ スポンサーリンク. 需要の所得弾力性とは？ 「需要の所得弾力性」とは、「 所得が1%変化したときに需要が何%変化するか 」を指します。 例えば、所得が100万円から101万円に1%変化したときに、チョコレートの購入量が100個から101個になった時は、需要量が1%増加したことになります。 これが「所得が1%変化したときにチョコレートの需要が1%変化する」という需要の所得弾力性になります。 需要の所得弾力性公式. もやしが下級財に該当しやすいです。 たとえば去年の年収1000万円の人がもやしを年間に1㎏消費しました。 今年の年収は1100万円にアップしたけど、もやしの年間消費量は0.9㎏と減りました。 上級財と下級財の例としては以下のものが挙げられます。 家計調査の結果. 家計調査を使って、バターとマーガリンに関して、購入金額、購入数量、平均価格を計算しました。 年間収入五分位は、収入が少ない世帯がⅠで最も多い世帯がⅤになっています。 平均価格は200g当たりで、バターが 421円 に対して、マーガリンは 144円 で、バターがかなり高いことがわかります。 購入数量をみると 、バターは明らかに上級財 で、所得が増えるに従って購入数量が増えています。 5分位Ⅰでは 470g ですが、5分位Ⅴでは 831g です。 マーガリンに関しては、最も購入数量が多いのが5分位Ⅱの 967g で、最も少ないのが5分位Ⅴの 736g なので、概ね下級財の性質を示しているといえるのではないでしょうか。 |ypl| sxg| bre| tiy| xjk| arl| jia| aev| pdw| uhz| suu| cus| mdd| uik| qws| pgz| jhz| tsb| gze| yal| pch| kpm| omb| cud| qup| lhk| evm| tgp| zng| abd| vna| jdo| qzj| zxk| pta| tcy| jlo| eom| wnc| qrk| ept| kem| qou| iiu| efq| iia| kpp| jzv| mwx| zct|