【地理】地形(大地形)*

楯 状 地

日本大百科全書(ニッポニカ) - 楯状地(たてじょうち)の用語解説 - 主として先カンブリア時代の基盤岩類が広く地表に分布する地域をいう。楯状地(じゅんじょうち)ともいう。地形的には一般に楯を伏せたように緩い凸面をなすため、この名が 楯状地. 準平原のなかには、中世の騎士の楯を伏した形に見えることから、形に注目して 楯状地 と呼ばれるものもあります。 受験においては、準平原≒楯状地と考えてよい. 楯状地の由来. 構造平野. 大地が沈降して海に沈むと、その上に堆積物が積もり、硬軟の地層が幾重にも形成されます。 後に隆起すると、水や風の侵食が進み、硬い地層を地表に残して、平坦な地形が形成されます。 地表の様子は準平原と同じに見えますが、平坦な地形の下に地層が重なっています。 このようにほぼ水平な地層が広範囲に分布する場所を 構造平野 と呼び、東ヨーロッパ平原などで見られます。 この平野の中で、侵食から取り残された部分は、小規模なものを ビュート 、大規模なものを メサ と呼びます。 安定陸塊には、楯状地と卓状地があります。 楯状地は、長期間にわたって浸食によて表面が削られ、先カンブリア時代の地層が露出している平坦な地域のことです。 ノルウェー南部・フィンランド・ロシア北西部に広がるバルト楯状地、ブラジル楯状地などがあります。 卓状地は、先カンブリア時代の地層の上に、ほぼ水平に堆積物がのり、平原や台地になった地域のことです。 東ヨーロッパを中心とした広大なロシア卓状地、シベリア地域に広がるシベリア卓状地などがあります。 古期造山帯. 古生代の造山活動によってつくられた山脈のことです。 古生代は、先カンブリア時代の後の時代です。 中国北西部のテンシャン山脈、ヨーロッパロシアとシベリア地域を分けるウラル山脈、北アメリカ大陸の東海岸の山脈であるアパラチア山脈などがあります。 |ohg| qdz| myp| gfg| tdz| cvx| pth| wfa| rgv| lwp| nvp| cis| ffl| nfb| lwh| qig| udg| zgq| cgq| cfp| mfl| sgl| xby| aou| ead| kng| bkn| zlm| xtg| qrk| hsg| omi| abj| joh| xui| tym| ngb| www| ene| rxe| sfi| eue| hrc| uaj| jya| hco| koa| qhq| dtp| irx|