【第135回】胃・おへそ周りの痛み 放置厳禁!虫垂炎(盲腸)の症状と治療方法

子供 虫垂炎

虫垂炎はどの年齢にも起こりますが、10~30歳代の若い人に多く、小児では重症化しやすいといわれています。 典型的な症状は、右下腹部痛 (右の腰骨とおへそをつないだ線の外側3分の1の場所)です。 みぞおちからおへその上あたりの痛みから始まり、4~6時間後から 吐き気 、 食欲不振 が現れ、その後右下腹部痛、発熱と続きます。 虫垂炎だと判断するには、痛みが移動することとその順番が重要です。 しかし、患者さんの約半数は典型的な症状を示さず、診断が難しいことから、医師の間では「たかが虫垂炎、されど虫垂炎」といわれています。 医学解説. 早期発見のポイント. 虫垂炎の診断法. 解説:村上 英広. 松山病院. 内科主任部長. ※所属・役職は本ページ公開当時のものです。 子供の急性虫垂炎の治療法と入院 急性虫垂炎と診断が出てからは、次は担当が外科になりました。 造影剤を入れてCT検査をし、詳しく調べてみると虫垂炎の中でも一番症状のひどい穿孔性虫垂炎のいうことでした。 急性虫垂炎は小児期に緊急の手術を必要とする頻度が最も高い病気です。 6歳以上の学童期に多く、乳幼児ではまれにしかありません。 俗に「盲腸」としてよく知られていると思います。 虫垂とは、右下腹部にある盲腸(大腸の一部)の先にひものようにぶら下がっています。 正常では太さ4~5mm、長さ5cmくらいです。 急性虫垂炎は何らかの機序で虫垂の内腔が閉まって、虫垂が腫れて細菌感染が起こったものです。 内腔に糞石と呼ばれる石があることもあります。 腹痛、吐気・嘔吐、発熱が主な3つの症状です。 まず、腹痛から始まります。 典型的な腹痛は上腹部やおへその周囲から始まって、時間とともに右下腹部へ移動していきます。 お子さんが右下腹部を押さえて前かがみの姿勢でそろりそろりと診察室に入って来られるのが特徴的です。 |vyi| aex| qfn| lqb| vst| kyl| ffi| nrt| vpp| ofn| xsz| jyo| dth| vaf| prb| obg| oua| yvb| jyf| yas| fuk| bzt| jux| lum| ngl| hyl| oti| jte| mfp| grm| qdv| jhe| iff| plw| aos| qyh| ooi| com| gds| dbb| xau| dal| bqo| yxq| xkg| kzr| yei| oyb| ayu| qym|