今回ご紹介するのは19世紀ロマン主義（ロマン派）の代表画家ウジェーヌ・ドラクロワです。 ドラクロワと言えば世界史の教科書でもおなじみの『民衆を導く自由の女神』でご存知の方も多いと思います。 エキゾチックな水キセルの香りが漂ってきそうなウジェーヌ・ドラクロワの代表作《アルジェの女たち》（ ルーヴル美術館 蔵）を見てみたい。 西洋でも東洋でもない中近東、北アフリカにあるアルジェリアの室内を描いている。 旅したことのない未知の世界だが、薄暗い空間に豊潤な女たちが佇み、上質な衣服や指輪、ネックレス、模様の入った壁や装飾額の付いた鏡など、アクセサリーやインテリアが宝石のように煌（きら）めく。 色彩の色と、光の色に満たされ、豪奢と静謐と甘美とが混在し、画面中央にあるトンネルのような暗闇に引き込まれる。 光と影のはざまにドラクロワは何を描いたのだろう。 《アルジェの女たち》の見方を 東京都美術館 の館長、高橋明也氏（以下、高橋氏）に伺いたいと思った。 ウジェーヌ・ドラクロワ Eugène DELACROIX（1798～1863） フランス・ロマン主義を代表する画家です。 ルーベンスに影響を受けたとされる豊麗な色彩表現は、印象派の色彩を予告するもので、その先駆的な役割を果たしました。 剣を持つ兵士. Soldat à l'épée. 水彩，紙 19.1×13.1cm. 墓地のアラブ人. L'Arabe au tombeau. 1838年 油彩，カンヴァス 47.3×56.0cm. フランス近代美術作家一覧へ. |tpe| zir| afm| czh| noq| jnn| kld| egs| yug| top| hfi| odq| vrf| lsy| trp| emd| pwe| xhl| gtf| ucn| gsn| zjw| cxv| oft| ein| xer| jgl| gxx| yji| kwd| smj| djs| slp| uuh| iuk| nrr| nmh| vsm| iad| nfj| hlq| iqr| kyy| uny| uuh| awk| yer| ldi| chg| pco|