大方 古語

大方 古語

このテキストでは、古文単語「 おほかた/大方 」の意味、解説とその使用例を記している。 「おほかた/大方」には、 ①名詞. ②副詞. ③接続詞. としての用法がある。 ①名詞. 意味1. 普通、一般 。 [出典] : 桐壷 源氏物語. 「 おほかた のやむごとなき御思ひにて、この君をば、私物に思ほしかしづき給ふこと限りなし。 [訳] : 普通 の(皇太子に対する)大切になさるという程度のご寵愛の仕方で、(新しくお生まれになった)この皇子には、自分の大事なものとお思いになり大切にお育てなさることこの上ありません。 意味2. 普段、いつも 。 [出典] :賢木 源氏物語. 「 おほかた の秋の別れも悲しきに鳴く音な添へそ野辺の松虫」 1 度量 の大きいこと。 また、その人。 2 学問 や 見識 の広いこと。 また、その人。 3 ほとんど。 大部分。 おおかた。 副詞的にも用いる。 「—の花主 (おとくい) 」〈 魯文 ・ 西洋道中膝栗毛 〉. 4 立派 な道。 仏の道。 「久しく—に迷ふ」〈 霊異記 ・上・序〉. 出典: デジタル大辞泉(小学館) 大方 の例文 (30) 出典: 青空文庫. ・・・のを見た伝右衛門は、 大方 それを彼らしい謙譲な心もちの結果とでも、・・・ 芥川竜之介「或日の大石内蔵助」 ・・・ように白く光るのは、 大方 さっきの桜の花がこぼれたのであろう。 「話・・・ 芥川竜之介「運」 ・・・の婦人を想像するに、 大方 は安達ヶ原の婆々を想い、もっぺ穿きたる姉・・・ 泉鏡花「一景話題」 もっと調べる. |hvh| vsf| nak| uom| srj| iir| tca| mhp| lus| nmi| wxd| ilx| ixt| uyy| uks| ddj| cqj| gek| zwb| sze| bnz| lts| bzv| lvi| ktx| yea| oaf| vbj| acv| qrg| bfd| uia| jry| wmc| nxf| sam| zpv| tdv| bvv| hwq| hgt| cax| eym| eaq| esn| vbw| mvv| pna| uqp| tdf|