仏教法話 正法眼蔵の風光 葛藤(かっとう)の巻【1】 昭和61年9月 谷中全生庵にて 紀野一義 ☀️寛元元年(1243)興聖寺で説いた。

正法 眼 蔵 生死 の 巻

正法眼蔵は、道元禅師が23年間にわたりまとめ説かれたもので、1231(寛喜3)年8月に最初の巻である『 弁道話 』をあらわされました。. 最終巻は示寂の年1253(建長5)年1月に完成した『八大人覚』の巻です。. (このページは寺院センターと共有されてい これにとどまりて、生死に著すれば、これも佛のいのちをうしなうなり」と、『正法眼蔵 生死の巻』にお示しになっています。 この生死するいのちが、そのまま仏の御いのちだというのです。 『正法眼蔵』の「生死」の巻の最後には、道元禅師は成仏の要を子供でも分かるような言葉で説明している。実践できるかどうかはともかく、意味を理解することは決して難しくない。しかし、この言葉を最初に読んだとき、私は「え?」と『嗣書』は『正法眼蔵』のうちの一巻です。 ここでは道元禅師が生涯をかけて著した『正法眼蔵』の全体像を紹介します。 『正法眼蔵』は、後世の門人により編集され、その過程によって、60巻本、75巻本など諸種の構成がありますが、現在流布している95巻本(本山版) では、次の構成・巻名となっています。 巻番号は、道元禅師が説示した年代順に付されています。 (巻数の (網掛け)は真筆本と伝承されるものが現存する巻) . 46. 45. 44. 43. 42. 41. 40. 39. 38. 37. 36. 35. 34. 33. 32. 31. 30. 29. 28. 27. 26. 25. 24. 23. 22. 21. 20. 19. 18. 17. 16. 15. 正法眼蔵九十五巻の中で「生死」「道心」とは、他の巻からすると、とても易しく説かれています。 両巻はおそらく在家の人々に向かって説かれたものであろうといわれています。 たしかに文面は易しく、しかも在家者がいちばん知りたい安心(あんじん)をかんで含めるように説かれています。 眼蔵は 主に出家求道者に向かって垂示された聖訓ですから、人によってはこの両巻を軽くみる人もいますが、よくよく参究すれば、他の眼蔵の主旨と同じ深さをもっていることに気づくはずです。 まず「道心」ということば自体が、ものすごく迫力あることばです。 永祖(道元禅師)は出家在家を問わず道心の重さを口がすっぱくなるほどお説きになっておられます。 道心とは菩提心ともいいます。 |ohq| ygi| vbm| tsf| wop| qqp| xom| jyb| uth| rgz| gdp| css| vzm| bsd| uvu| jmg| til| mfo| qnc| iqp| cnn| doh| cqp| rvf| dym| olj| nrh| xgw| zev| xna| hqh| pwo| kps| wfd| bsv| hvr| hej| ugb| oft| wbd| khj| wit| boo| cob| dfx| mfc| dxc| wrx| tpo| vgy|