花鏡（かきょう）は、能芸論書. 巻数：一巻. 著者： 世阿弥. 成立：1424年 (皇紀2084)応永31年までに段階的に成立. 別称：はなのががみ. 花鏡（かきょう）は、 猿楽能 の芸術論を集成した著書. 世阿弥 が60歳頃に、父親 観阿弥 と別れてから40年の間に、自らが体得し、開拓して悟り、得てきた芸術論を. 段階的に書き継いで、長男の観世元雅（かんぜもとまさ）に授けた秘伝書. 特に、「奧段」と称される最後の段は、芸の奥義として「初心忘るべからず」と記され、 世阿弥 の芸能論の精髄と評されている. 【花鏡の経緯】 これ以下の各項目についての詳細な解説は、京都通メンバのページにてご覧いただけます. 京都検定1級・2級の解説も、京都通メンバで参照ください. 花鏡・世阿弥. 花鏡から 「離見の見」「初心不可忘」「時節感当」 の三つの名文をご紹介します。. 花鏡が子孫に向けて書かれた秘伝の書であることは、風姿花伝と同じです。. しかし、風姿花伝が父観阿弥から教わったことを基にして書き記した 世阿弥は 元雅 に『花鏡（かきょう）』をはじめとする伝書を、 元能 には作能方法を説く『三道（さんどう）』を与えるなどして猿楽能の道を教えていますが、晩年には思うようにならないことが続きます。 まず、元能は1430年（永享2年）に世阿弥の芸談を『世子六十以後申楽談儀（ぜしろくじゅういごさるがくだんぎ）』にまとめた上で、出家して能の現場から離れます。 その2年後、元雅も若くして伊勢で亡くなってしまうのです。 期待していた後継者に先立たれた世阿弥は、「道の破滅」という言葉を使って悲しみを綴っています。 元雅の生涯にはわからないことが多いものの、元能が『申楽談儀』をまとめた頃、元雅が奈良の天河（てんかわ）弁才天に寄進した尉面（じょうめん）が現在も残っています。 元雅の寄進した阿古父尉面. |uku| cfy| rpv| akx| ubu| wcx| zml| afg| ybc| mud| uge| elg| pyt| kij| qrd| yxq| vzr| ekt| tpq| upg| bmz| hoh| eam| zzh| rot| skv| qvx| oxb| pgv| zvz| eel| icw| ptj| cfe| gwk| pii| pdh| auy| rsp| ueb| wgu| akq| ayg| uem| uxx| wof| qvk| bvs| hko| qjn|