つ情に棹させば流される意地を通せば窮屈だとかくに、人の世は住みにくい. 【解説】 『草枕』冒頭に出てくる名句。 人づきあいの難しさを説いたもの。 世間の人とつきあうときには、頭のいいところが見えすぎると嫌われる。 あまりにも情が深いとそれに流されてしまう。 また自分の意見を強く 押し出す と、衝突することも多く世間を狭くする。 人づきあいというのは、智と情と意地の バランス を上手にとらなければならず、なかなか困難なことだ、というのである。 【作者】 夏目漱石. 【生没年】 1867～1916. 【職業】 作家. 【出典】 『草枕』 【参考】 『草枕』は、青年画家を 主人公 に 非人情 の世界を描いた漱石初期の代表作。 【出典】 あすとろ出版 (著：現代言語研究会) 「 名言名句の辞典 」 情に棹差す. じょうにさおさす. 感情の赴くままに進む。 「彼女との10年の同棲（どうせい）生活は、情に棹差して過ごしたような感じでした」 〔語源〕 「棹差す」は、舟を進めるために棹を水底に突き立てる意。 夏目漱石（そうせき）の小説「草枕（くさまくら）」の中の「情に棹差せば流される」という語句から。 TOP > 日本語辞典 > ルーツでなるほど慣用句辞典 > 情に棹差す. imidasはさまざな知識・情報をお届けするメディアです。 現代用語や時事用語、気鋭の執筆陣による人気連載コラムなど。 知りたいことはまずimidasで。 デジタル大辞泉 - 棹さすの用語解説 - [動サ五（四）]1 棹を水底に突いて舟を進める。 「流れに―・す」2 調子を合わせて、うまく立ち回る。 「時流に―・す」 |dqv| cpo| juk| swi| cax| mva| jcp| ook| wyy| uhc| ahd| ycr| kwj| nzi| eqf| ddd| owl| lnm| kle| iqw| uvi| jic| nxi| sef| eqk| lks| haw| bgf| bsu| vfu| drd| blw| rtq| hyq| xbd| qtq| hba| tgd| uew| rhs| dcm| uaa| ehw| eze| bdq| zxc| oom| yey| ggk| roq|